余白をデザインする
詰め込みすぎない空間。何もない場所があるからこそ、光や風、人の気配が生きてきます。私たちはまず「引く」ことから設計を始めます。
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私たちは「間(ま)」を大切にします。壁と壁のあいだ、光と影のあいだ、人と人のあいだ。何もない余白にこそ、暮らしの豊かさが宿ると考えています。
詰め込みすぎない空間。何もない場所があるからこそ、光や風、人の気配が生きてきます。私たちはまず「引く」ことから設計を始めます。
木、土、金属、和紙。時間とともに表情を変える素材を積極的に採用し、住まいが年月を重ねるほど愛着の湧く空間を目指します。
すべてを明るく照らすのではなく、陰影のグラデーションをつくる。谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」に通じる美意識を、現代の暮らしに翻訳します。

敷地には、その土地固有の気候、風景、歴史があります。私たちは設計の初期段階で必ず現地に足を運び、風の通り道、四季の陽の角度、周辺の建物との関係性を観察します。
東北の冬の厳しさ、夏の湿度、雪の重み。地域の気候風土を理解したうえで、断熱・通風・耐雪といった性能面の設計と、意匠面の美しさを両立させることを大切にしています。
「引き算の美学こそが、豊かな暮らしをつくる。」 — デザイン哲学より
方位と季節による陽の変化を模型・シミュレーションで検証します。
暮らしの動線を単純化し、無駄な移動と管理の手間を減らします。
産地や製法まで遡り、空間にふさわしい本物の素材を選定します。
図面だけでなく現場での対話を通じ、手仕事の可能性を引き出します。